彼女は絵理奈さん(この時は名前を知りません)
いつから働いていたのかクリーンキーパという清掃雑務をするパートさんでした
トイレの掃除をしているときにちょっと小便!
の時に「いいですか?」「どうぞ」
という会話しかしたことありませんが可愛い女性なので顔は知っているし覚えています
《寒いのに歩きか》
純粋に、極めて純粋に思いました
「乗っていきます?」
窓を開けて彼女に言います
「え!」
「乗るなら早めに!」
じっと見ていたわけではありませんが周辺視野で歩行者用の信号が点滅しているのがわかります
足早に車に近寄りドアを開けて入ってきました
「すみません、ありがとう」
彼女はそういうとシートベルトを締めました
「どこら辺ですか?」
「〇〇町ですけど・・・いいですか?」
「いいですよ」
車で渋滞ありで1時間ほどの所でした
生まれて初めて女性が私の車に乗りました
心が大分浮かれていました