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🏃🏿‍♀️ 陸上競技


No.5376363
#4
関根花観が初マラソン3位 震災の年に肌で感じた事
[2018年3月12日9時47分 ]
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日本人トップの3位でゴールした関根はGCチケットを手に笑顔を見せる(撮影・前岡正明)
日本人トップの3位でゴールした関根はGCチケットを手に笑顔を見せる(撮影・前岡正明)
<名古屋ウィメンズマラソン兼GC出場選考会>◇11日◇ナゴヤドーム発着(42・195キロ)

 リオ五輪1万メートル代表で、マラソン初挑戦の関根花観(はなみ、22=日本郵政グループ)が2時間23分7秒で日本勢最高の3位となった。日本歴代13位、初マラソンに限れば4位となる好記録で、20年東京オリンピック(五輪)の代表選考会グランドチャンピオンシップ(19年秋以降、GC)の出場権を獲得。1月の大阪国際で日本歴代9位を出した松田瑞生(22)に続き、女子マラソン界に楽しみな若手が現れた。

 ハーフマラソンの経験すらない。距離への不安は、関根には関係なかった。日本勢で唯一、25キロすぎまで先頭集団で粘る。その後、ギアを上げたアフリカ勢2人に取り残されたが、最後まで変わらないペースを刻んだ。中間点〜ゴールまでの1時間11分35秒は、スタート〜中間点に比べて3秒遅れただけ。タイムを確認したのは最後の直線で「無我夢中でした。GCは絶対取りたいと思っていた」と笑顔を見せた。

 14年の入社1年目からマラソン挑戦を志願していた。練習拠点の東京・国分寺市から同・町田市の自宅まで往復約40キロを100円玉だけ持って走ることもある。実戦経験はなくても、準備はできていた。

 秋は不調だった。昨夏の世界選手権出場を逃し、気持ちが空回り。昨年10月の米国合宿では全体練習から外され、涙した。宿舎へ戻る車の中で、温厚な高橋監督から「前を向け」と一喝された。入社以来、怒られたのは初めてだった。12月にはマラソン初挑戦も決まり、気持ちは吹っ切れた。


[ 匿名さん ]
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