大迫代表内定は8日びわ湖毎日で記録抜かれなければ
[2020年3月1日11時45分]
日本人トップでゴールし、絶叫する大迫(撮影・加藤諒)
<陸上:東京マラソン>◇1日◇東京都庁前〜東京駅前(42・195キロ)
日本記録保持者の大迫傑(すぐる、28=ナイキ)が、東京オリンピック(五輪)代表へ大きく前進した。
自らの日本記録2時間5分50秒を更新する2時間5分29秒でフィニッシュ。日本人トップの4位に入り、五輪代表3枠目の最有力候補になった。8日のびわ湖毎日マラソンで記録を破られなければ、東京五輪代表に内定する。
すでに昨年9月のマラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)で、1位の中村匠吾と2位の服部勇馬が東京五輪代表に内定している。
大迫は2018年10月のシカゴマラソンに続く日本新記録となり、日本実業団連合から報奨金1億円を再び贈られる。
優勝は2時間4分15秒のビルハヌ・レゲセ(エチオピア)。日本の「3強」と言われた設楽悠太は2時間7分45秒で26位、井上大仁は2時間9分34秒で26位だった。