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🏐 バレーボール


No.2958708
#65
■足りなかった攻撃枚数


 日本はグラチャンの全試合、全セットでセッター対角に新鍋理沙を起用した。新鍋のディフェンス面、そして前衛時の攻撃面での貢献度は非常に大きい。しかし、新鍋が後衛に下がったときに、何度も連続失点して流れを失った。新鍋がバックアタックに入らないことで攻撃枚数が減り、数的有利な状況を作り出せていなかった。5試合中4試合で先発したセッター冨永こよみは「新鍋はディフェンスメインでっていうことになっている」と、バックアタックに入らない理由を説明した。
 さらに、もう一つ問題点があった。後衛のウイングスパイカーのバックアタックへの参加意識が低いことだ。今大会、ほぼ固定で出場していた内瀬戸真実のバックアタックの打数はほとんどない。後衛時にバックアタックの助走に入らないことも多かった。内瀬戸も「全員バックアタックに入るという意識はしていたけど、ラリーが続いたりするとどうしてもレシーブに意識がいったり、フォローに入らなきゃという意識の方が強くてバックアタックが呼べていなかった。劣勢になったときにいろんな攻撃ができていなかった」と振り返った。広い守備範囲を受け持っており、レシーブ面の負担も大きい。しかし、世界的に見ると、それでもウイングスパイカーはバックアタックに入っている。


[ 匿名さん ]
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