ホルコン（ホールコンピューター）による出玉管理してますよ。ただ、これは出玉を操作しているということではなく、出玉の流れを管理…というよりも「把握している」ということです。
具体的に言えば、日付、曜日、時間帯などによってどういう出玉の流れになっているか細かくデータを取っています。これがホールにおけるコンピューターの役割です。これに、店員が店内を巡回して取った性別、年代別などのデータを加えて分析し、そこから機種構成や出玉率といった店としての戦略をたてることになります。
なぜ、そんなことが必要なのか… 店にとって効率よく出すためです。
効率よくとは… きれいごとは言うつもりはありません、パチンコ店は必ず利益が出るように営業しています。そして、そのためにはお客さんに来てもらわなければなりません。
来店してもらうためには… 「出玉」これしかありません。
勝つという体験や、この店に行けば勝てるんじゃないか、と思ってもらうことです。これを効率よくするために細かく分析するのです。
要は、店として100万円分出す予算があったとして、その予算で適当にだったら50人のところを100人呼び込めるように努力するのです。
そして、戦略が決まったらそこからは、パチンコだったら釘調整、スロットだったら設定調整、シンプルだけどそれだけです。
じゃあ、その戦略に沿うようにプログラムしてコンピューターで一括操作すれば？と思うかもしれませんが、そういうわけにはいきません。その理由はまた書きます。
