冷蔵庫約１００台など不法投棄か
06月19日
小林市内の畑に冷蔵庫およそ１００台などを不法に投棄したとして、市内に住む自称会社役員の男が逮捕されました。
警察の調べに対し「後で片づけるつもりだった」などと供述し、容疑を一部否認しているということです。
逮捕されたのは、小林市南西方の自称会社役員、西田誠二容疑者（３１）です。
警察によりますと、西田容疑者は、去年１月ごろから先月中旬ごろまでの間に小林市内の畑に、冷蔵庫およそ１００台のほかテレビやバスタブのような形をした大型の容器などを投棄したとして、廃棄物処理法違反の疑いがもたれています。
畑は西田容疑者の知人が所有していて、警察の調べに対し西田容疑者は「私が置いたことは間違いないが、後で片づけるつもりだった」と供述し、容疑を一部否認しているということです。
警察によりますと、西田容疑者は建物の解体などを個人で請け負っていると供述しているということで、警察は、解体で出た廃棄物を捨てていた疑いもあるとみて詳しいいきさつを調べています。
現場は草が生い茂る畑の一角で、不法投棄を禁じる看板も設置されていますが、冷蔵庫などは近くの道路からも見える位置に積み重なるように無造作に置かれていました。
冷蔵庫などを運ぶ様子を見たことがあるという男性は「午前中の明るい時間に、冷蔵庫などを積んだ軽トラックで畑の中に入ってきて下ろしているのを見たことがある。まさか昼間から関係ない人が入ってきているとは思っていなかったので、不法投棄だと聞いて驚いている」と話していました。
