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生活習慣病の薬を飲み続けると上がる「がんリスク」の恐怖

NEWSポストセブン / 2019年10月3日 16時0分

糖尿病や高血圧など、生活習慣病の治療のために薬を服用している高齢者は多い。
ところが、これらの薬を服用し続けると、「がん」のリスクが増大する危険性がある。

2018年には、カナダの研究チームにより、血圧の上昇を抑える降圧剤のうち、
「ACE阻害薬」を5年以上服用し続けると肺がんのリスクが高まることが報告された。
そのリスクは服用期間が長くなるほど顕著に高まったという。

降圧剤だけではない。2016年には、糖尿病治療薬のうち、
「ピオグリタゾン」の使用が膀胱がんのリスクを高めることがカナダの研究チームにより報告されている。
ACE阻害薬同様、使用期間や量が増えるほど、膀胱がんのリスクが増すという。

さらに、2010年には加齢とともに骨が弱くなる骨粗鬆症の予防・治療に用いられる
「経口ビスホスホネート製剤」に、食道がんのリスクを高める副作用があることも報告された。
英オックスフォード大らの研究グループは、
同薬の「10回以上の処方または5年以上の処方により食道がんリスクが増加する」と結論づけた。

秋津医院院長の秋津壽男医師が語る。

「一番避けたいのは、薬の副作用を知って勝手に服用をやめてしまうこと。
糖尿病薬の場合、悪化して失明するケースも考えられます。自分で判断する前に、まずは医師と相談してほしい」

※週刊ポスト2019年10月11日号


[ 匿名さん ]
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