ＮＨＫ長崎
夜間に帰宅呼びかけパトロール
01月25日 11時29分
長崎市の緊急事態宣言が出されたことを受け、国の長崎総合事務局は、外出している人の帰宅を促すため夜間、青い回転灯をつけた車で飲食店が集中している地域のパトロールを行うことになりました。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、長崎市は独自に緊急事態宣言を出して午後８時以降の外出自粛の徹底を求めています。
これを受け国の長崎総合事務局は県民の帰宅を促すため、夜間、青い回転灯をつけた車で飲食店が集中している地域のパトロールを行うことを発表しました。
パトロールは車両合わせて１００台が、午後７時から翌朝の５時まで、長崎市松山など飲食店などが集中している地区で重点的に行うとしています。
また、長崎総合事務局は、経済の悪化により失業した人を来月から非常勤職員として雇用することを決めました。
対象となるのは観光業などで働いていた人で、来年度から雇用する人と合わせて１０人ほどを採用したいとしています。
吉住啓作局長は会見で「感染状況は以前にも増して深刻な状況にある。国としてできることをやっていきたい」と話していました。
