たとえ精神異常でも生活が破綻してないなら、
病気とは言えない。
なによりも病院に来なければ、
病気ではないということになる。
異常と正常の境界はどこにあるのか?
過去には、
アメリカでは同性愛が精神病とみなされ、
強制治療の対象になっていました。
現在ですら、
アメリカの一部の州では、
同性愛は精神病の一種として治療してるそうです。
なぜ人は精神病にかかるのか?
精神病は大きく2つに分類される。
器質性精神病と内因性精神病。
器質性精神病には、
アルコール依存症、薬物依存症、
老人性痴呆症、梅毒、脳腫瘍、脳損傷などに
よって引き起こされる精神病。
内因性精神病は、
統合失調症、双極性障害、てんかんなど。
大雑把にいうと、
原因がハッキリしてるものを器質性。
よくわからないものを内因性と分類している。
覚醒剤やヘロイン、アルコールなどが原因の
精神病は、
簡単に言うと、
脳という巨大なコンピュータが外から
水をぶっかけられておかしくなったような
イメージ。
梅毒はコンピュータの中に虫が入ってきたイメージ。
脳損傷はそれこそ一部破損。
てんかんは電気的な異常。
これら以外の認知の歪みや心因性の悩みの領域などの心の問題にも精神薬が漫然と処方されている。
もちろん、薬でどうこうなる問題ではない…