爆サイ.com 沖縄版

政治総合


No.8221692
合計:
#118
 すべての患者にPCR検査を受けさせるべきだという医師はいくらでもいるので、これは歯止めにならない。患者はそういう病院に押しかけ、「安心」を求めて検査を受ける。新型コロナは感染症法に定める「指定感染症」なので、検査で陽性になると、症状がなくても入院させなければならない。

 こうして「PCR検査ラッシュ」が起こり、病院のベッドが軽症の新型コロナ患者で埋め尽くされ、それ以外の病気の患者が死亡する——という医療崩壊が起こり、感染者5766人、死者35人という中国以外では最悪の被害を出したのが韓国である。

 検査で病気はなおらない。治療薬のない病気で陽性とわかっても、自宅で静養するしかないので、軽症患者のPCR検査には意味がないのだ。「他人にうつさないように検査が必要だ」という人がいるが、それはインフルエンザでも同じことだ。

 今の程度の感染者数なら医療が崩壊することは考えにくいが、今後まだ感染者が増える可能性もある。特に北海道では「感染者が940人になる」という専門家会議の予測もあるので、日本国内で累計1000人程度にはなるかもしれない。

 感染症対策の目的は感染者を減らすことではなく、死者を減らすことである。軽症患者がPCR検査を求めて病院に押しかけると感染が拡大し、病院がパンクして他の患者の治療ができなくなる。「安心」を求める人々に行政が過剰反応すると、本当に命を守るべき重症患者の「安全」が失われるのだ。


[ 匿名さん ]
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