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🎶 沖縄市雑談


No.9336692
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#282
毎日新聞

沖縄県教育委員会は19日、県立コザ高校(沖縄市)の運動部主将を務めていた2年の男子生徒が1月に自殺していたと発表した。部活動顧問の男性教諭による不適切な指導や言動が、自殺に至るストレスの主な要因になったとみている。弁護士などでつくる第三者調査チームの報告書がまとまったのを受けて記者会見した金城弘昌教育長は「防げなかったことに対して慚愧(ざんき)の念に堪えない。重い責任を感じている。心よりおわび申し上げる」と述べた。

 県によると、男子生徒は2019年4月に「部活動特別推薦」で入学。主将になった20年7月ごろから、男性教諭に「キャプテンを辞めろ」などと再三叱責されていた。また、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で夜中まで他の部員に連絡をさせられたり、部活動費を得るため古紙回収作業をさせられたりしていた。男子生徒は叱責された翌日の今年1月29日に遺書を残して、自ら命を絶った。男性教諭はLINEのやりとりを一部削除していたという。

 男性教諭を巡っては過去にも、授業中の発言をきっかけに別の生徒が不登校になったことや、顧問を務める運動部の女子生徒の鼻の穴に指を入れたり、急に技をかけたりするなど不適切な言動があった。学校側もこうした事実を把握していたが、男子生徒への不適切な指導を防げなかった。

県立コザ高校の男子生徒が自殺したことについて謝罪する金城弘昌教育長(右から2人目)と東盛敬校長(右)ら=那覇市の県庁で2021年3月19日午後5時5分、竹内望撮影拡大
県立コザ高校の男子生徒が自殺したことについて謝罪する金城弘昌教育長(右から2人目)と東盛敬校長(右)ら=那覇市の県庁で2021年3月19日午後5時5分、竹内望撮影
 部活動特別推薦で入学した男子生徒は「活動継続確約書」の提出を求められていたため、県は男子生徒が部活動をやめたら退学になると思い、追い詰められる要因になったとしている。金城教育長は「顧問から勝利至上主義に基づき、過度のプレッシャーを与えられ、精神的に追い込まれた様子がうかがわれる」と述べ、再発防止に取り組む考えを示した。男性教諭は男子生徒の死亡後、顧問を離れ休職中。県教委は詳細な調査をした上で、処分を検討する。


[ 匿名さん ]
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