若い頃愛した女性の命日が近づいた。
中学時代からの親友の妹だった。
学生時代サーフィンをするために和歌山磯ノ浦近くに借りていたアパートは所謂やり部屋で私は週末だけ寝泊まりしていたが、それ以外の日は誰もが利用出来るように鍵の置き場所を知り合いに教えていた。
ある日私が行くと後輩が二人の女性を連れ居間のソファーで寝ていた。
その一人がその親友の妹だった。
夕方からサーフィンをして部屋に帰り４人でお酒を飲み始めた。
私は先にベッドルームに行き一人寝ていた。
すると何やら下半身が気持ちよくなってきた。布団を上げて見ると、その妹が布団に潜り私にフエラチオしていた。そして私は敢えなく彼女の口の中にイってしまった。
「私小学生の時から○○の事好きやってん」とお茶目に言う。
それから何度かデートをしお付き合いしたが、暫くして彼女は後輩と結婚した。
年月がたち私も結婚して家族ぐるみのお付き合いが始まり後輩の家に行くと台所の済みでキスをしたりした。
６年前、後輩から電話が有り彼女が末期の乳ガンで余命1ヶ月を宣告されたとの事。
そして彼女は私に会いたいとばかり言っているというのでお見舞いに行った。彼女は頭髪も無く私を見るなり泣きじゃくり旦那である後輩も居るのに抱き付いてきた。私たちの関係がバレてはいけないのですぐに帰らせてもらった。
それから数日後の真夜中、後輩から電話が入り昨夜から危ない状態になり私に会いたいと叫び続けて居るので来てあげてくださいと後輩が言ってきたけど後輩への配慮をして行かなかった。
翌朝彼女は最後まで私の名前を呼び続けて息を引き取ったという。
通夜の席で後輩は彼女に聞いて私たちの仲を知っていたのだと言う。
だから来てあげて欲しかったと
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