👠 ストリップ踊り子

イチミヤのステージは様々なものを内包していてとても一義的な評価は下せないよ。現代における表現の不可能性、真摯な表現も茶番性ある種のまがいもの的な性格を帯びざるをえないことを意識した演者はなかなかいないしね。俗悪、悪しき素人主義のなかにも、あきらかに現代に対する苛立ちは感じられたし、すべてが相対化され均質化された現代にたいする異議申し立てを、ある種のキッシュ的な祝祭空間としてまざまざと展開してくれた。やっぱりイチミヤは一筋縄ではいかないよ。あっぱれ。