仲松は興南高校三年のときボクシングをはじめた。
もともとは陸上部で砲丸投げの選手だった。
ボクシング部に入ってわずか半年の練習でインターハイで準優勝した。
インターハイでもフックやアッパーは使わず、というよりジャブとストレートしか練習していなかったためほかのパンチは打てなかったのだが、決勝に勝ち進んだ。
史上最強の素人という名称がスポーツ新聞記者を賑わしたがボクシングを辞め海んちゅになった。
ある日、友達の勧めで遊びのつもりでアームレスリングの大会に出場、優勝する。
圧倒的な格闘技センスを持ち合わせた沖縄最強の男