安倍総理「秘書ご子息」の「ゲーセンのケンカ」に忖度して
捜査1課投入したのが中村
総理ベッタリ記者のレイプ逮捕状を握り潰したのも中村
中村官房長と言えば、警視庁刑事部長時代に、
“総理ベッタリ記者”こと山口敬之・元TBSワシントン支局長に
出されていた、伊藤詩織さんに対する準強姦(当時)容疑の
逮捕状を握りつぶしたことで知られる。
この話は2015年の秋までさかのぼる。警視庁捜査一課の
ある捜査員が釣宏志・捜査一課長(当時)に呼び出されて、こう告げられたという。
〈世田谷署管内のゲームセンターで子供が殴られた。
すぐやってくれ。(加害者を)3日で逮捕しろ。これは中村刑事部長のご下命だ〉
捜査員は〈何で俺が? ゲーセンのケンカで? 捜査一課が?〉と
疑問に思ったものの、そこには特段の事情が存在した。
被害者の子供が、安倍総理の政策秘書を務めたこともある
人物の子息だったのだ。さる警視庁OBが次のように証言する。
「ゲーセンのケンカなんか、“今度は気をつけろよ”と厳重注意で済む話。
そんなもの犬も食わないっていうのは冗談にせよ、
(地元の)署も食わないし、まして捜査一課が出て行くなんてあり得ないよ」