国葬反対のSNS発信について「8割が隣の大陸から」などとツイッターに投稿し、その後、撤回・謝罪した小林貴虎県議=自民党、津市選挙区=が5日、三重県議会本会議の一般質問で登壇した。問題となった投稿から約2カ月。小林氏は、投稿については一言も触れなかった。
小林氏は、投稿をめぐり県議会で辞職勧告決議案が出され、10月19日に1票差の賛成少数で否決された。その後、本会議で発言するのは初めて。稲森稔尚県議=草の根運動いが=が「小林氏は説明も反省もしていない」として、小林氏の一般質問の機会を議会運営委員会で再考する動議を出したが認められず、稲森氏は退席した。
質問に立った小林氏は、県政のいっそうのデジタル化やICT（情報通信技術）を利用した学習の進捗（しんちょく）などについて質問した。
