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🦀 米子市雑談


No.9575728
合計:
#31
日本近海には本マグロの産卵場が2海域あり、1つは沖縄本島から宮古島、八重山諸島にかけての海域。もう1つが隠岐諸島~能登半島の沖合だ。

本マグロはある程度の大きさになると主に日本列島に沿って回遊を始める。初夏に産卵を終えた親マグロは、日本海側と太平洋側から、津軽海峡を目指す。太平洋側の群れの一部は日本を離れ、太平洋を横断してメキシコまで旅をする。

本マグロが晩秋から冬に津軽海峡に集結するのは、この海域にスルメイカやサンマが集まるからだ。旨味の強いスルメイカとサンマをたっぷりと食べたマグロは旨味と香り、脂を蓄えて最高の味になる。だから大間のマグロは最高峰なのだそうだ。

1月ごろになるとマグロは津軽海峡を後にし、再び日本海や太平洋を南下する。そして再び初夏の産卵期に沖縄と日本海の産卵場に集まり、産卵を始める。弾丸のように泳ぐマグロも、その時だけは動きが止まる。その産卵期のマグロを狙って、巻き網漁で乱獲するのが、境港のマグロ船団だ。


[ 匿名さん ]
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