今年1月、デトロイトで行われた北米モーターショーで、トヨタはレクサスブランドのフラッグシップとなる新しいラグジュアリークーペ「LC500」を発表した。メディア向けのプレゼンテーションでスクリーンに映し出された文字は「BORING LEXUS(退屈なレクサス)」。そのBORINGの上には消し線が書かれていた。
「レクサスを熱いブランドにする。これからはもう退屈とは言わせない」
自らレクサスのブランドづくりのトップ、チーフブランディングオフィサーを務める豊田章男・トヨタ自動車社長はこう語った。退屈というイメージがあったことを認め、それと決別すると宣言したのである。
レクサスって…
オーナー自らがこう言ってるんだから退屈な車が多いのは間違いないと思う。