>>498
追記します、チューニング雑誌で見たんですが、例えば昔とあるメーカーのエンジンで4000だか5000回転あたりからグワッ！とトルクが盛り上がって
高回転までバワー感を演出したエンジンがあったんですが、それはメーカーにダマされてるだけ、と。
ＲＯＭチューンで燃料噴射と回転数のグラフ見ながら解析して補正かけたら、低回転から高回転まで段付きもなくキレイにスムーズに吹け上がるようになったんです。
どういう事かというと高回転手前で燃料を少し絞ってワザと段付きを与える事でそこから先は噴射を戻してグワッ！と盛り上げ、いかにも高回転が劇的に元気の良いエンジンに見せてるだけ。
ＲＯＭチューンは本来のエンジンのポテンシャルを引き出す、って考えた方が良いと思います。
2リッターのノーマルエンジンでＲＯＭチューンしたからといって3リッターのトルクが出るわけじゃないですからね。
デカいタービン着けたら燃料噴射量が足りないから補正して噴射量増やすとか、それでも足りないから大容量インジェクターに交換とか、サブインジェクター追加するとか、結局どういうチューニングをしたいかで、ＲＯＭチューンの目的も変わってきますならね。
