▲フロンテアクイーン
この馬も府中牝馬ステークス組。ヴィクトリアマイルでは15着に惨敗しているが、これは高速馬場だったのがすべて。高速馬場かつ、外枠ではノーチャンスだった。この馬の持ち味は末脚。条件戦での勝利(2017年初音ステークス)のラップを見ると
12.6 - 11.4 - 12.0 - 12.5 - 12.3 - 12.0 - 11.4 - 11.0 - 11.5(36.0-33.9)
と中盤が緩んでの瞬発力勝負で勝利。このレース2着馬ワンブレスアウェイは2019年の愛知杯勝ち馬、3着馬ミエノサクシードは京都金杯3着・阪神牝馬ステークス3着・関谷記念2着とのちに重賞で好走する馬たちを寄せ付けなかった。今回は京都の外回りコースということもあり、中盤が緩む流れで、ある程度時計のかかる馬場が予測されるのでぴったり当てはまる。
2018年の府中牝馬ステークスではリスグラシュー、ディアドラといったトップクラスの牝馬と0.1秒差の3着とこれも推したいポイントだ。最近は前目のポジションを取れるようにもなってきており、距離不安で人気が落ちれば、馬券的に妙味もある1頭。