爆サイ.com 山陰版

👥 ニート・生活保護


No.11495991
#31
――ハローワークや病院に通いながら、毎日1,000円を受け取りに役所通い……正直しんどい

冒頭のニュースへの感想。また病院通いを投稿した際には、「生活保護者は医療費がタダでいいよな」と悪意のあるコメントを多くもらい、一時、通院まで躊躇したとか。「でも、病院にいかないと社会復帰は遠のくので」と、再び通院するようになったといいます。

――世間の目が怖い。早く生活保護の生活から抜け出したい

と悲痛な想いを綴る男性。一刻も早く、病気を治し、就職できるよう奮闘しているといいます。男性のように、大抵の生活保護受給者は、批判されるようなことはしておらず、何とも不憫。しかし生活保護が批判の対象になるのは、私たちのさまざまな不平・不満が背景にあります。

――最低賃金や年金が生活保護費より低いなんて許せない!

きっと一度は聞いたことがあるこのフレーズ。厚生労働省によると、東京都の最低賃金は時給1,113円。仮に月6.5時間、1ヵ月に22日働いたとしたら、月15.9万円。そこから税金などが引かれると、手取り12.5万円ほど。生活保護費を下回ります。また年金の平均受給額は、厚生年金受給者で月14万円。実際の手取り額は月12万~13万円弱となるので、やはり生活保護費を下回ります。

確かに、頑張っている人が生活保護を受けている人より収入が低いなんて……と批判したくなるのも分かります。しかし「最低賃金や年金が低すぎる」ことが何よりも問題です。

最低賃金については、昨今の物価上昇もあり今後、さらに引き上げられる可能性は高いといわれています。しかし年金は……むしろ引き下げられる可能性が高く、公的年金の将来の給付水準などを示す「財政検証」によると、20年後に2割減は確実視されています。

年金額が減少する理由のひとつは財政難。しかし年金が減少すれば困窮する高齢者が増えていくでしょう。そうなると、生活保護を受ける高齢者は増え、その分、コストはかさむはず。

現在、生活保護受給者の半数以上が65歳以上だといわれています。「国にお金がない」→「年金額減少」→「生活保護の高齢者が増加」→「国の支出増加」……なんともちぐはぐなことが起きようとしています。


[ 匿名さん ]
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