スキージャンプW杯 小林陵侑が今季3勝目
2019年12月30日 6時06分
スキージャンプ男子のワールドカップが29日、ドイツで行われ、23歳の小林陵侑選手が今シーズン3勝目をあげました。
大会は年末年始恒例のワールドカップ4試合で争う「ジャンプ週間」の開幕戦を兼ねて、ドイツのオーベルストドルフで行われました。
昨シーズンの「ジャンプ週間」では4試合全勝で総合優勝を果たした小林選手は、1回目でこれ以上飛ぶと危険とされるヒルサイズを超える138メートルをマークして全体のトップに立ちました。
2回目でも134メートルを飛び合計ポイント305.1とただ1人300点台をマークして、今シーズン3勝目をあげました。
ワールドカップの通算では16勝目で、長野オリンピック金メダリストの船木和喜選手を抜いて日本選手で歴代2位となり、歴代1位で小林選手と同じ所属先で監督も務める葛西紀明選手が持つ通算17勝まであと1勝と迫りました。
このほか日本勢は、佐藤幸椰選手が7位、伊東大貴選手が18位、小林選手の兄の小林潤志郎選手が23位でした。
中村直幹選手は上位30人の2回目には進めず31位、竹内択選手は41位でした。