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🐲中日ドラゴンズ選手

選手・監督・コーチ

No.9230922
#47
ドラフトはわからん。

1988年度生まれ、いわゆる“ハンカチ世代”で、斎藤佑樹(早大→日本ハム)、大石達也(早大→西武)、
沢村拓一(中大→巨人)に並ぶ「大学生ビッグ4」の評価を受けていた。京滋春季リーグ戦では完全試合
(コールド参考)を記録するなど無双状態。ハイライトの全日本大学野球選手権(6月)では、東北福祉大を
12奪三振で完封。詰めかけた日米110人のスカウトに「1位重複指名は確実」と言わしめたのだ。

そんな大野雄に試練が訪れる。8月中旬。京都府内の大学対抗戦に登板後、左肩後ろの違和感を訴えた。
検査の結果は左肩棘下(きょくか)筋の炎症。その影響が長期にわたったことで、ネット裏の評価も露骨に
変化していた。

迎えた京滋秋季リーグ戦。結局、大野雄は1試合も登板することができなかった。エースが登板を
回避し続けた結果、佛教大のV逸が決まったのが10月20日だったのだ。

当時、あるスカウトに評価を聞くと「ブルペンでも投げないのだから、回復具合を見極めようがない。
1位指名はリスクが高い」と耳元で声を潜めた。これが各球団の総意だったのではないか。
大野雄本人ですら「僕がスカウトなら沢村を獲ります」と泣き言をつぶやくほどだった。

ただし中日は別だった。ドラフト前日のスカウト会議。中田宗男スカウト部長(当時)が断言した。
「大野雄は大学生の中でも絶対的な評価。競合が5、6球団なら考えるけど、少ないなら絶対降りない」と
1位指名を宣言したのだ。

ドラフト結果
中日は大野雄を一本釣り・・・・・76勝78敗
大石は6球団競合・・・・・・・・・・プロ5勝(引退)
斎藤は4球団競合・・・・・・・・・・プロ15勝(引退)
沢村は巨人が単独指名・・・・・日本48勝52敗75セーブ メジャー5勝


大野雄大はいいやつだけど、もう少し負けが少ない方がいいw


[ 匿名さん ]
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