顧義隆。
彼の生き様こそ伝説と呼ぶにふさわしい。
彼は自分の生みの親を知らない。
8歳の頃、孤児院にいた彼は子供のいない
中年夫婦に養子として引き取られた。
子供好きの養父母は、顧を我が子のように
可愛がり、彼は何不自由ない生活を送った。
しかし、そんな幸せな日々は長続きしなかった。
顧が10歳になる頃、養父母に実の子が生まれた。
養父母の可愛がりようは大変なものであった。
そして、人の良い二人は、血のつながらない顧が
嫉妬することを恐れ、顧をそれまで以上に可愛がった。
しかし、親の愛情を知らずに8歳まで育ち、短い間で
あったが養父母の愛情を独占した彼に、その思いは
伝わらなかった。
血の繋がらない妹を憎む気持ちが日に日に高まって
いたのだ。
顧が中1になった夏休み、悲劇いや惨劇が起こって
しまった。
子供二人を家に残し、近所のスーパーまで買い物に
行っていた養母が帰宅し、そこで見たのは…!?
(この続きはWEBで!)
(リクエストあればここに書きます。)