警視庁によりますと、調べに対していずれも容疑を認め「ツイッターで募集していた闇バイトに応募した。ある人物から強盗に入る場所や方法について指示され、報酬として100万円もらえるという話もあった」などと供述しているということです。
東京や神奈川、千葉では、ことし8月以降、ガスや電気、消防の点検などを装った強盗事件が10件以上相次いでいて警視庁は同じグループが関わっているとみて捜査しています。
SNS通じ「闇バイト」応募から犯行 相次ぐ
ガスなどの点検を装う強盗事件をめぐり、警視庁はこれまでに少なくとも5人を強盗傷害などの疑いで逮捕しています。
捜査関係者によりますと、このうち、ことし8月に新宿区のマンションの部屋に押し入り、現金などを奪ったとして逮捕された20代の男は調べに対し、「SNSを通じて闇バイトに応募したところ、ある人物から犯行を指示された」などと供述しているということです。
また別の事件で逮捕された大学生らも、「ツイッターで闇バイトに応募した。ある人物から場所や方法について指示され、100万円の報酬があるという話をされた」と供述しているということで、警視庁は何者かが一連の事件を主導し、被害者の資産の状況などを調べたうえで、SNSで実行役を募っているとみて調べています。
