鳥取県岩美町の城原海岸では、夏休みを迎えた子どもたちが海水浴を満喫していた。
女の子：「浮き輪でプカプカ浮いたりするのが楽しい」
男の子：「とても気持ちいいしすっきりするというか（夏休みの）
思い出の一つになる」
こちらの海岸で行われていたのが、海岸マナー啓発キャンペーン。環境省や岩美町の職員ら１２人が、海水浴客にバーベキュー禁止の声掛けや海岸清掃を行っていた。岩美町では今年の４月から海岸のほぼ全域でバーベキューやキャンプが禁止されている。
環境省浦富自然保護官事務所 寺内聡さん：「これまでたき火は自然公園法で元々違反ということだったが、バーベキューについては自粛をお願いしていたという状況だった。それが４月から条例に基づいて禁止となっている」
岩美町によると城原海岸を含む浦富海岸は岩場が多く、入り組んだ地形で人目に付きにくいことから、ゴミの投棄やバーベキューをする人がいるとのこと。きょうも海岸にはたき火の跡や空のペットボトル、使えなくなった浮き輪などが捨ててあった。また海水浴シーズンになると、海岸沿いの道に目立ってくるのが路上駐車。岩美町では緊急車両通行の妨げになる恐れがあるとして注意を呼び掛けている。
環境省浦富自然保護官事務所 寺内聡さん：「美しい浦富海岸をずっと楽しんでいただけるように、皆さんもマナーに気を付けて利用していただけたらと思う」
岩美町では今後、利用者に分かりやすようにルールやマナーを記載した看板を設置することにしている。
