三島由紀夫や夏目漱石の発した言葉を、取り上げて自分に都合の良い解釈をしていったい何が言いたいのか知り得ないな。
つまり要するに？
日本！日本は素晴らしい！我が国は他国とは違う！
と、こんな風に思っている日本人が増え、外国特に近隣諸国にも追い抜かれている事に気付かないと。
こういう嘆き警告？を促しているのかな？
分からないでもないとも思えるけど、日本という国の根本的な部分をこの人は余り理解出来ていないのでは？
日本列島という、極めて小さく決して大きくはないが、また小さ過ぎるという事もない島に日本人という人種は住んでいるんだけど、こういう事を書く人って実は日本の事を知らない人が多いな。
出て来るのは富士山だとか、お茶漬けにおみおつけなどという単語が日本を表していると思っているんだよ。自分自身が。
そんな富士山よりも先に、日本の他国とは違う点は、まずは真水に満ち溢れているという事や、ほぼ単一民族単一言語で暮らせるというような、普段この人が当たり前過ぎて気づきもしない事が大事だと思うよ。
経済的、軍事的になどは、単なるその時代時代に人間が数値化した数字で変化して当然のモノであり、そんな瑣末な点でその民族の本来基本的に享受して来たモノは変わらないな。
安倍元総理がどうだとか、ナショナリズムがどうだとか、富士山を含む気候や水に世界で一番恵まれた環境は微動だに変わらないんだよ。
聖徳太子、藤原氏、源氏に平氏、足利氏織田氏豊臣氏、徳川氏
そして軍部がチカラを持った時代もあったけど、その恵まれた自然的な部分は変わりようが無かったし、これからも不変だと思うよ。
他国と比較して怖がるような必然性なんて、どこにも実は無い事に気付けないだけだよ。
