タイの同性パートナーシップ法案成立へ LGBT当事者たちの声
タイ政府は先月、同性カップルに、結婚とほぼ同等の権利を認める「パートナーシップ法案」を承認しました。
法案では、17歳以上であれば性別を問わずに登録でき、遺産を相続する権利や養子を迎える権利も認められます。
「この法案は、タイ政府が性の多様性を認め、すべての人々に基本的な人権を提供しようとするものだと思います。その点は評価できます」(ワランパ・ラオプラサートさん)
バンコクの広告代理店で働くワランパさん(27)は、女性のパートナーを持つ同性愛者です。
今回の法案について一定の評価をしつつも、本当に必要なのは、法整備ではないと感じています。
「もちろん同性婚を求める声は多いですし、成立すれば社会は良くなるでしょう。でも私が本当に求めることは“理解”で、法律ができても人々による理解がなければ差別は続くでしょう」(ワランパ・ラオプラサートさん)
日本も見習うべきかと…
うなぎいぬ