>>174
私の相方は79歳の時に前立腺全摘手術を行いました。前立腺癌の進行は一般に遅く、ほぼ80歳ならば寿命より癌の進行のほうが長くかかるため、手術の必要はないとさえ言われました。また、薬物療法や放射線治療などの選択肢もありましたが『癌細胞が前立腺内部の組織に留まっているならば、全摘出することで体から癌細胞を完全に取り除くことができます』という医師の説明に納得して手術を行いました。薬物や放射線よりも身体へのダメージが少ないためです。手術は7時間かかりましたが成功しました。しかし手術後、全く勃起しなくなってしまい、いつになったら治るのだろうと思っていたようです。通常の手術では、勃起を司る神経をも摘出することになるという説明を事前に受けていませんでした。本人は年齢のことを考え諦めたようですが、手術前は普通に勃起していたので、命との引き換えとはいえやはりとても気の毒でした。質問者様は、癌の宣告を受けたばかりで、今はただただ不安だと思います。また、64歳ならまだしばらくは現役でしょうから、このような事情があることを、相方さんやご家族、お医者様と相談し、真剣にお考えになってご決断ください。末筆ながら、いずれかの治療により完治されますことを心よりお祈り申し上げます。
