舟和の芋羊羹：さつまいもに少しの砂糖と寒天を加えて練り上げたシンプルで滑らかな芋羊羹。冷やしてそのままがベストだけど、網焼きやバター焼きも焼芋やスイートポテト風で美味しいし、みたらしや大学芋のようにタレや飴を絡めても美味しい。
舟和のあんこ玉：石衣（松露）の餡を滑らかにして寒天の衣で包んだものをイメージしてほしい生菓子。黒こし餡、白こし餡、抹茶餡、コーヒー餡、いちご餡、みかん餡の風味が良くてそれぞれ美味しい。私は一度にひとりで全部食べるくらい好き。特にいちご餡は何個でも食べたいな。
みはしのあんずあんみつ：角切り寒天にこし餡や茹でた赤えんどう豆やあんずの甘煮を添えて、添えられた黒蜜をかけて食べる。他店のも美味しいけど、粒餡よりこし餡のほうが好きだからみはしを選んでる。私がいちばん好きだったのは紀の善のこし餡だったけど、去年いきなり閉店してしまったから、今は東京に行くと買いやすいみはしを選んでる。
瑞穂の豆大福：これも粒餡よりこし餡のほうが好きなのと、瑞穂の滑らかなこし餡の食感、甘さの加減、赤えんどう豆のバランスなど総合的にいちばん好きだから瑞穂のを選んでます。伊勢丹で買えるのも嬉しいポイントかな。
近江屋洋菓子店のドライケーキ：ひとくちサイズのクッキーに、ナッツやドレンチェリーやチョコレートなどを合わせた五種類の焼菓子。自分で食べるにももちろんだけど、ちょっとした贈り物やお手持ち菓子にも最適。中身も包装もレトロでお洒落で素朴で大好き。
銀座ウエストのシュークリーム：ふわふわのシュー皮にこれぞカスタードクリーム！という当たり前の気を衒わないカスタードクリームが詰まってて、とにかく美味しいし食べ応えもある大きなシュークリーム。銀座の本店でしか買えないのが残念。
ラムポール：ラム酒に漬け込んだレーズンやナッツをケーキ生地に混ぜてボール状というかドーム状というか饅頭のように成形してチョコレートをかけたお菓子。ラムレーズンとスポンジ生地とチョコレートが馴染んで渾然一体、とにかく美味しい。
くるみっ子：簡単に言ってしまえばアンガディーヌを日本のお菓子屋さん仕様にしたもの。岡谷のくるみやまびこに似てるけど、紅屋のほうが食感しっかりめ。キャラメルの味も日本人向けなのか軽めなので、もっと濃厚なヌガーやビターなカラメル風味が好きな人は専門のパティスリーを選んだほうがいい。
