💛 岸田氏より眞子さま ウォール街の話題
2021年10月4日
「日本のハリ・メガ(英国のハリー王子とメーガン妃)」という位置づけが興味をそそるようだ。
同時に、日本という「エキゾチックな国」で、プリンセスと一般人の結婚が一部メディアにスキャンダラスに報じられたことなどを、現代日本社会の断面図と捉えているようだ。
眞子さまが日本を離れニューヨークで新生活を送ることを米メディアは同情的に報道している。
日本関連の報道としても「与党・自民党優位の構図は変わらない政権交代」より「徐々に変貌する日本の社会構図」のほうが鮮度が高い情報と受け止められる。
米国主要経済メディアまで大振りの記事で報道したので、ウォール街では、日本の変化を連想させ、日本株のイメージにも影響する可能性さえ秘めるとの解釈も流れる。
経済関連のSNSでも「ミスター・キシダ」より「プリンセス・マコ」のキーワードのほうが出現率が高いようだ。
それにしても、筆者が参加している週末恒例のニューヨーク市場参加者たちとのズーム会議で、岸田文雄氏の予想される経済政策などをあらかじめ資料として用意しておいたのだが、話題は眞子さまで盛り上がり、結局、資料は未使用のまま終わった。
日本株は依然「エキゾチック(異国趣味)」なアセット・クラスというイメージから脱却できていない。
日銀が株価を買い支えるという行動ひとつとっても、「ユニーク」とやや皮肉まじりのニュアンスで語られがちだ。
それゆえ、眞子さまのニューヨーク生活は、ウォール街で日本の新たな価値観を予感させる事例として今後のニューヨークでの新生活を含め、特に親日派によりフォローされることになりそうだ。