福岡などで窃盗繰り返した疑いの男、タイから送還
福岡県内などで窃盗を繰り返した疑いで国際手配され、タイで身柄を拘束された男が、
日本に送還されました。
19日夜、タイ・バンコクの空港から日本に強制送還されたのは、本籍が沖縄県の自称・投資家、
後藤博之容疑者(40)です。後藤容疑者は2016年11月、熊本県内の住宅から高級ブランド品のバッグを
盗んだ疑いなどで国際手配され、先月27日、タイ当局に身柄を拘束されました。
後藤容疑者は、去年6月、福岡市の住宅から現金や貴金属などおよそ1800万円相当を
盗んだ罪などで起訴されている男らと同じ窃盗グループで、少なくとも4つの県で金庫破りや
空き巣を繰り返していたとみられています。
タイの警察などによりますと、後藤容疑者が関与した事件の被害総額は
1億円近くにのぼるとみられるということです。