バンコク)トンローの和食店で不法就労強制か、被害者が警察へ
タイのバンコクの日本街であるトンローの所轄警察署のトンロー警察署に、トンロー地区にある日本人経営の和食店で、労働許可もなく違法就労させられていたとして日本人女性から被害届が提出されていた事がわかりました。
トンロー警察署が管轄するバンコクのトンロー地区は日本人が特に多いエリアで、日本人経営の和食料理店も多くあります。
その中の一つで、日本人のA氏が経営する、日本人向けに隠れ家のような名前をつけた和食の飲食店で、日本人女性が労働許可(ワークパーミット)も取得されず、違法就労で脅されて働かされていたというのが被害届の内容です。
被害にあった日本人女性によると、昼はA氏から紹介された日系企業大手のJ社で働いた後、夜は無給でトンローのA氏が経営する和食料理店で労働を強制されていました。日系大手企業のJ社では、切れてオーバーステイの違法状態となっていた事はあったものの、労働許可(ワークパーミット)は取得されていましたが、A氏のトンローの和食料理店では労働許可もなく、無給で、調理や日本人客への接客を労働としてさせられていました。
また、日本人女性はA氏から「俺はマフィアとつながっている」「逆らったら生きていけなくなる」などと脅迫されて、労働させられていたということです。
タイ警察のトンロー警察署では被害届を受理し、この日本人のA氏と、このトンローの和食料理店の捜査を進めています。
[ 匿名さん
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