青森県青森市のスーパーマーケットで小型カメラを使って女性のスカートの中を撮影したとして、市内に住む団体職員の52歳の男が17日、逮捕されました。7月に施行された撮影処罰法の「盗撮」での逮捕は、県内で初めてです。
逮捕されたのは、青森市はまなす1丁目の団体職員・山崎伴容疑者（52）です。8月8日の午後5時半すぎ、市内のスーパーで買い物中の女性のスカートの中を小型カメラを使って動画で撮影した「盗撮」の疑いがもたれています。7月13日に施行された撮影処罰法に規定された「盗撮」での逮捕は、県内では初めてです。警察は、山崎容疑者の自宅などから盗撮に使ったとみられる小型カメラや記録用媒体、カメラを操作するリモコンを押収しています。
カメラの直径は、わずか1センチほどです。女性が、自分の後ろで不審な動きをする山崎容疑者に気付き、「盗撮被害にあったかもしれない」と警察に相談して事件が発覚しました。
調べに対し山崎容疑者は、容疑を認めているということです。押収された記録媒体には、盗撮したとみられる動画が複数保存されていて、警察は余罪についても調べを進める方針です。
