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👹 青森市雑談


No.5977486
#548
東奥日報特集記事②の抜粋
「1軍」から「底辺」に 心ない言葉、周囲追従か

2015年の運動会が終わった6月ごろ、浪岡中学校1年の葛西りまさんは突然、学校で仲の良かった数人
の「1軍」と呼ばれるグループとと疎遠になった。
複数の生徒らによると、生徒の一部は当時、葛西さんを無視。葛西さんの容姿が美術の教科書に載っ
ている写真に似ていると言い出し、「教科書の中に戻れ」とからかうこともあった。

居場所を失った葛西さんは、別の数人と親しくするようになった。すると、周囲は、そのグループを
「おつメン」と呼ぶようになった。「お疲れさまメンバー」を略した言葉だという。
生徒の1人に意味を問うと、少し考えた後で「底辺」と答えた。
「いじめる方が、いじめられる方に使う言葉」と話す生徒もいた。
「1軍」の生徒が葛西さんに心ない言葉を浴びせると、「1軍」以外の生徒までもが、追従するように
冷笑で応じていたと、ある生徒が打ち明けた。
「1軍に逆らうことで、おつメンにされることを怖がっていたのではないか」

浪岡中は取材位に対し「1軍」「おつメン」などの言葉が生徒間で飛び交っていたことを認めている。
葛西さんがスクールカースト※に苦しんでいた可能性が浮かび上がった。

葛西さんは入学早々から学年の生徒会長に就任したり、稽古している津軽手踊りで全国を飛び回るな
ど、華やかで目立つ存在だった。
16年の自殺後、聞き取り調査に携わった1人は取材に、ある生徒が『葛西さんの異性に対する態度が気
に食わなかった』との趣旨を語っていた、と明かした。

合唱コンクールが間近に迫った、15年秋。ある教員が学校関係者の1人に対し、「1軍」の生徒らを指し
『みんなをまとめてくれているおかげで、クラスが一致団結している』と言った。
しかし、葛西さんらへの嫌がらせは続いており、発言を耳にしたこの関係者は"違和感"を覚えたという。

青森市いじめ防止対策審議会は、1年時の学級を「非常に騒々しかったとの証言がある」と指摘する。
ある生徒は「学年で一番うるさく、生成も注意するのはいつも最初だけだった」と打ち明けた。


※スクールカースト
生徒間で自然発生する「地位の差」の序列を、インドのカースト制度のような身分制度になぞらえた言葉。


[ 匿名さん ]
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