県は18日、青森市内に借り上げている軽症者と無症状者用の宿泊療養施設で受け入れを開始した。青森市内の宿泊療養施設は、ホテル30室で、30人の受け入れが可能。ほかに八戸市内の宿泊施設1カ所で100室程度を確保しており、計約130室で県内全域に対応する。
累計の感染者数から退院と死亡を除いた現在の患者は67人で、大半が弘前保健所管内。全員が入院すると県全体のコロナ病床の4割が埋まるため、県は無症状の患者らから宿泊療養に切り替えた。18日現在、入院中は25人、宿泊施設療養が3人。ほか39人は入院など調整中。