県警は、強制わいせつ容疑で逮捕された飾磨巡査部長(36)を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分とした。巡査部長は同日付で依願退職した。
県警によると、巡査部長は3月27日午後9時ごろ、JRの普通電車内で、当時高校2年生の女子生徒(17)に「俺、警察官」などと名乗った上で強引にキスをしたほか、肛門や 胸を触るなどわいせつな行為をした疑いで逮捕された。
県警の調べに容疑を認め、「自分を格好良く見せたくて警察官を名乗った。好意を持ってくれたと思い込んだ」などと話したという。生徒と示談が成立したといい、地検は4月17日付で不起訴処分にした。
倉野喜朗監察官室長は「言語道断の行為であり、被害者をはじめ県民に深くおわびする。再発防止に努める」とコメントした