・新型コロナウイルスは脳に感染する可能性がある
・脳への感染ルートは鼻腔や肺の神経を遡るタイプと、脳関門を突破して血管から感染するタイプが考えられる
・呼吸器系より先に脳疾患を発生する感染事例が確認された
最新の研究により、新型コロナウイルスの正体はただの肺炎ではなく、全身の血管に感染する「全身性血管炎症」であることが分かりました。
複数の研究チームが新型コロナウイルスが脳に感染するかどうかを調べた結果、鼻腔や肺の神経を遡って中枢神経に到達するほか、脳関門を突破して血管から脳へ侵入する能力があることが示唆されました。
また中国では、重症化した人間の3人に1人が不注意や見当識障害から、排尿が困難になるなどの後遺症が報告されています。