８０万円あまりを着服したとして業務上横領の罪で起訴された八戸市の水産加工会社の元役員がほかにも５９０万円あまりを着服していた疑いで再逮捕されました。
警察は現金や小切手を管理する立場を利用して犯行を繰り返し着服した額はあわせて１億円以上に上るとみて詳しく調べています。
再逮捕されたのは八戸市の水産加工会社「ヤマヨ」の元役員、町田信行容疑者（５０）です。
警察によりますと平成２９年３月末までのおよそ２か月間に会社の口座から１３回にわたりあわせて５９０万円あまりを着服した業務上横領の疑いが持たれています。
元役員は当時、現金や小切手を管理する立場で業務上、必要な分より多い額の小切手を発行して現金を払い戻し着服していたとみられるということです。
元役員は３年前にも８０万円あまりを着服していたとして先月業務上横領の疑いで逮捕され、２１日起訴されています。
警察は、元役員が同じ手口で犯行を繰り返しあわせて１億円以上を着服していた疑いがあるとみて詳しく調べています。
