ネットへの実名晒しはプライバシー侵害
ネット上で相手の許可なく実名を晒す行為は場合によっては『プライバシー権』の侵害にあたることがあります。
プライバシー権とは、明確な定義はありませんが、日本国憲法第13条を根拠とした基本的人権のひとつとして認められています。
プライバシー侵害の成立を判断する要素は次の3点です。
私生活上の事実または事実と受け取られる可能性がある
①の事実が公開されていないものである
①の事実が通常は公開を欲しないものである
実名晒しは、単に「実名を公開する」というだけでなく、何らかほかのプライバシー情報と併せて公開されるケースが多いはずです。