性犯罪者の特徴 ストーカー
「彼らのパターンは大体同じ。ターゲットをストーキングして、生活圏をくまなく調べることから始める。そうして家の鍵を手に入れ、1年ほどかけて盗撮など盗聴をし、本人がいない時に家に忍び込んで下着などを拝借するんです」
睡眠時間を削ってまで1日何軒というノルマを決めて住宅街を周り、ポストに鍵が入っているか確認する、ドアノブを回してみるなど、「地道な努力」を惜しまない。
「知能犯は、犯行までの間をなるべく長く引き伸ばして楽しむ。バードウオッチングをするかのようなノリで、女性の観察を楽しんでいるんです。たとえば一人暮らしの女性の家の鍵を10個ほど持っていて、被害者の手帳を見てスケジュールを把握。
鍵は植木鉢の下や郵便ポストから見つけ出してその日のうちにコピーを作成。ほか、自転車のサドルを抜いてGPSを仕込みパソコンで監視する。2階、3階の部屋は窓の鍵を閉めていない場合が多いため、外のパイプなどを伝って侵入するなどの手口が一般的