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🐮 岩手雑談総合


No.10167462
合計:
#201
 中島 私も同じような体験を2019年にしています。

 山本太郎さんが参議院議員を辞して衆院選に出ると決断した後に、議員会館で山本太郎さんと会ったんです。そこで、「相談がある」と言われました。どんな相談かと思ったら彼はこう言いました。

 「衆院選では、特定枠(比例区で特定の議員を優先的に当選させる制度)を使おうと思っている」

 私は、「え、どういうことですか? あれは自民党が合区にともない、苦肉の策で編み出した制度ですよね?」と聞き返すと、彼はこう答えたんです。

 「どうしても当選させたい人がいる。僕はこの人たちに、とにかく国会に行ってほしい。木村英子さんと舩後靖彦さんに」

 それを聞いた瞬間、私はびっくりしたし、実は内心で猛烈に感動していました。ああ、こういう考え方があるのか。これまでの立憲民主党などの野党とは、考え方がまったく違う。すごいことを考えるんだな、と。

 こちらも目の前で感動するのは恥ずかしいから、その場では澄ましていました。でも彼との面会が終わって、永田町駅のエスカレーターを降りているときに、涙がボロボロとこぼれてきたんです。

 私も政治学者として、これまでの向き合い方を反省しなければならない。山本太郎さんのように、できないことをやろうとする「直球」へのリスペクトを忘れてはいけない。

 それが、私と山本太郎という政治家の、関係のスタートでした。

 鮫島 いわば私たちは二人とも「政治を観るプロ」だったはずですが、その二人の心をこれだけ揺さぶる力が、山本太郎とれいわ新選組にはあったということです。2019年の衆院選で山本太郎がやろうとしたのは、単なる選挙ではなく「運動」でした。この運動を応援していきたい、これが日本の政治を変えるかもしれないと、本気で思いましたね。

※以下省略


[ 匿名さん ]
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