人間には過ちはつきものですし、過ちを反省し、二度と同じ過ちを繰り返さない事に人間の成長はあります。
ましてや加害者達は若く、将来性は豊かです。素直に苛めを認め反省するなら、直弥君の憎しみも癒えることでしょう。
親や地域社会が自分たちのことばかり考え保身的となり、この事件をうやむやにすれば、子供達は 「苛められて死ぬ奴は馬鹿を見る」「何をやっても嘘をつき通せば親がかばってくれるのだから、苛める側に回らなければ損だ」と、考えてしまうでしょう。
教育委員会がこの事件の真実を追求し子供達の将来を考えた処置をしてくれるなら、私達はこれ以上この事件について深く追求はしません
との旨をお伝えした次第であります。
それに対して田村課長は
「初耳でしたので慎重に調べてみたいので10日間程の時間を下さい」
とおっしゃり、私達は庁舎を後にしたのです。
その後、田村課長から電話があり
「警察が犯罪性はないというので、教育委員会は苛めはなかったと判断している」
との返答でした。
そこで私達は教育委員会に質問状をお送りしました。