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🐮 岩手雑談総合


No.8615172
合計:
#660
>>656
最後のまともな「保守」であった西部邁さんは、「保守主義」の要諦は「理性への懐疑」だと言っていた
人間は過ちを犯すものである
理性的に考えれば明らかに古くさくて改めるべきことでも、それが存在しているからには何らかの必要があったはず
だから簡単にそれを変えたり除去したりせず、慎重に検討し影響を見極めながら少しずつ変えていく
自分自身の「理性」を疑いながら
それが「保守主義者」のあるべき態度だと
だから「保守主義者」は寛容でなければならない
なぜなら自分自身が明らかに正しいと思えても、もしかしたら過ちを犯しているかもしれないから、自分への批判には謙虚でなければならない
自分への批判者は、自分の誤りを指摘してくれているのかもしれないから
だから真の「保守主義者」は自分への批判に謙虚である

だいたいこんなことをおっしゃっていたと思う
だから西部邁さんは晩年まで佐高信さんや共産党の小池晃さんなど、保守派が毛嫌いするような人との対話をし続けた
自分への厳しい論敵の宮台真司さんとも対話した
これこそ本物の「保守主義」であり、自分への批判を容れない安倍晋三氏などは「保守」ではないし、現在の保守をビジネスにしてネトウヨを煽る知的レベルの低いやつらなどは論外


[ 匿名さん ]
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