こういう決意に燃えて、入学した部員の
今の心情を思うと悲しくなる
「ああ、自分は天下の金農野球部員なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
激烈な入部セレクションを突破してから２年。
「秋田県立金足農業高等学校」・・・・・
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。
吉田輝星先輩はじめ、プロで活躍中の野球部ＯＢに恥じない自分であるだろうか・・・・。
しかし、吉田先輩は僕の心に語りかけます。
「いいかい？金農の伝統というのは君たち自身が作り上げていく物なのだよ」と。
僕は感動に打ち震えます。
嗚呼なんてすばらしき金足農。
知名度は全国屈指。人気、実力すべてにおいて超名門校。
素晴らしい甲子園での戦績。余計な説明は一切いらない。
「どこの野球部？」と聞かれ「金足農業です」との一言が放つ圧倒的な金農ブランドの威力。
練習試合のたびに味わう相手校からの羨望の眼差し。
金足農に入学して本当によかった。
