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💉 新型コロナ・感染症総合


No.10239637
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アホは早く寝なさい

インフルエンザ脳炎・脳症とは
 インフルエンザに罹った幼児(主に1~5才)に、脳浮腫(脳全体が腫れる)や、脳圧亢進(脳内の圧が上昇)が生じ、その結果、けいれん、意識障害、異常行動などの急速に進行する神経症状がみられ、さらに、血管が詰まったり、多くの臓器が働かなくなり、その結果、命に関わる重篤な疾患をインフルエンザ脳炎・脳症といいます。
 脳炎と脳症との鑑別は厳密には難しいですが、一般的に、脳内に直接ウイルスが浸潤して、炎症を起こす場合を脳炎といい、脳内にウイルスが検出されず、過剰な免疫反応が見られる場合に脳症と診断されています。

 脳炎・脳症とも症状は似ていますが、より重症な疾患は脳症ですので、ここではインフルエンザ脳症を中心にお話します。脳症の発症は急激で、インフルエンザに罹ったその日から1~2日くらいで発症します。約80%が発熱後、数時間から1日以内に神経症状が見られています。わずか1日足らずのうちに重症になることもあります。朝に発熱したら、夜は人工呼吸器を装着していたというようなこともあります。特に有効な治療法もなく対症療法のみです。

 かつては年間100~200人くらいみられていましたが、最近は少なくなっています。脳症の患者の殆どが幼児(主に1~5才)です。この年令は熱性けいれんも起こしやすい年令であり、熱性けいれんと脳症によるけいれんとの鑑別が難しいこともあります。けいれんを起こしたからといって、全てが脳症というわけではありません。


[ 匿名さん ]
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