現実味を帯びはじめた「新型コロナ“武漢研究所“流出説」
2023.09.06 gendai
新型コロナウイルスの起源が、中国の「武漢ウイルス研究所」であるとの認識がアメリカの政府系機関の間で広がっている。
前編『習近平は何を隠したのか…?新型コロナの“起源”がアメリカで次々と明らかとなる「ヤバすぎる事情」』でお伝えしたとおり、
今年に入ってからも米ウオール・ストリート・ジャーナルや、英「サンデータイムズ」(イギリスの日刊紙「タイムズ」の週末版)などで次々に報じられた。
サンデータイムズによれば、遅くとも2017年から中国軍事医学科学院と共同で秘密裡にコロナウイルス研究を実施していた武漢ウイルス研究所は、
アメリカの非営利団体「エコヘルス・アライアンス」を介して65万ドルもの米連邦資金を得ていたという
(なお、米国政府は7月17日、武漢ウイルス研究所の米連邦資金へのアクセスを停止する決定を行った)。
中国側からも驚くべき発言が飛び出している。
英BBCは5月30日「中国の疾病管理センター(CDC)の責任者を辞任した高福氏が、『新型コロナが研究施設から流出した可能性を排除すべきではない』と述べた」と報じた。