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12年前の記事
群馬県伊勢崎市で住宅が全焼し家族４人が死亡した事件は、１億円近い借金を
抱えた家主の男が拳銃を使って無理心中を図った疑いが強まったとして、警察は４日にも、
死亡した家主の男を殺人などの疑いで書類送検する方針です。
この事件は、ことし３月５日、伊勢崎市で２階建ての住宅が全焼し、焼け跡からこの家に住む
家族４人が銃で撃たれた状態で見つかって全員、死亡したものです。警察が捜査したところ、
室内にはほかに誰も入った跡がなく、死亡した４人のうち家主で石材業の藤生一郎容疑者（当時５３歳）を
除く、妻（当時５３歳）と長男（当時２６歳）それに長女（当時２４歳）の３人から
睡眠薬の成分が検出されました。藤生容疑者には１億円近い借金があったということです。
警察は、死亡した藤生容疑者が無理心中を図ろうと、ほかの３人の胸を拳銃で撃ったあと、
室内に放火し自殺した疑いが強まったとして、４日にも殺人や放火などの疑いで
書類送検する方針です。警察は、現場で見つかった拳銃の入手先も引き続き調べています。
