車の中に幼児２遺体、父親を長男殺害容疑で逮捕 群馬
2004/05/03 09:190
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ttp://www.asahi.com/national/update/0502/004.html
長男（１）を殺害して遺体を車中に放置したとして、群馬県警伊勢崎署は２日、同県太田市高林寿町、アルバイト鬼頭厚容疑者（２９）を殺人と死体遺棄の疑いで逮捕した。車内からは鬼頭容疑者の長女（４）の遺体も見つかっており、事情を聴いている。
調べでは、鬼頭容疑者は４月下旬深夜、伊勢崎市連取本町の伊勢崎市民病院駐車場に止めていた軽乗用車の中で、長男の大輝ちゃんの口と鼻を食品包装用のラップで覆い、窒息させて殺害。遺体をポリ袋に詰め、車の後部座席の後ろの荷台に隠した疑い。
鬼頭容疑者は１日午後７時５０分ごろ、同署に「自分の子どもを殺した」と自首してきた。
調べに対し、鬼頭容疑者は容疑を認めており、大輝ちゃん殺害の数日前に、長女の真由ちゃんを殺害したことも自供した。真由ちゃんの遺体は別のポリ袋に詰められており、司法解剖の結果、死因は窒息死と判明した。鬼頭容疑者は「首を絞めた」と話しているという。
鬼頭容疑者は、妻（２２）と長女、長男との４人家族。妻とけんかになり、４月２１日ごろ２人の子どもを連れて家出した。「夫婦げんかをし、子どもを道連れにしようと思った」などと供述しているという。
