茨城県警ひたちなか署と県警捜査1課は8日、傷害致死の疑いで、住居不定、自称建設機械運転工、男(41)を逮捕した。逮捕容疑は2月17日ごろから同24日午前0時半ごろまでの間、同県ひたちなか市大平の自宅=当時=や周辺で、千葉県香取市、農業手伝い、男性(39)=当時=に対し、鈍器で全身を殴る暴行を加えた疑い。男性は同24日午前8時56分ごろ、外傷性ショックにより搬送先の同市の病院で死亡が確認された。
同署によると同24日、同市内の病院関係者から「体にあざの様なものがある人が運ばれてきて亡くなった」と通報があった。男性は両腕全体が赤紫色に変色していたという。30代の女性が同8時54分ごろ、男性を病院に運んできたといい、男性の着衣に乱れはなく、腐敗や死後硬直もなかった。男性の全身に筋挫滅が見られたことから、暴行を受けた可能性があり、傷害致死容疑を視野に捜査していた。
